ライターに向いているのはこんな人 #2-109
いよいよ6月ですね!
新しい月ということで、本チャンネルも心機一転、お仕事系のお話をはじめていきたいと思います。
今日はまず、ライターに向いている人はどんな人なのかという話。
私はウェブライターとして、2014年からお仕事をしています。自分自身、この仕事と出会ったのは、偶然というか、消去法で他にやることがなかったからなんですよね。
でも、幸い、私は「ライターに向いている人」の条件に合っていたんだな、と思います。
今回は、あくまでも私の意見ですが、ライターに向いている人の条件を3つ紹介しておきます。
デスクワーク、文章を書くのが苦にならない
まず、ライターは作業のほとんどがパソコン(あるいはスマホなどのデバイス)をポチポチやる、地味なものです。
基本的に、ほとんどのライターさんがパソコンで仕事をしていると思いますが、タブレットやスマホなどでも仕事ができないわけではありません。私も、ライターとしての仕事を始めたばかりのころは、キーボード付きのタブレットを使っていました。
スマホに接続できるキーボードなども販売されているので、スマホでもライターの仕事は可能です。
ただ、いずれにしてもやはり大部分の時間はデスクに座った状態でお仕事しますね。
だから、そもそも、長時間のデスクワークが好きではない人は、このお仕事に向きません。
デスクワーク中心ですので、腰が痛くなったり肩が凝ったりすることもあります。そのあたりが弱い方にはあまりおすすめできない仕事です。
同時に、比較的目を酷使しやすい仕事ですので、視力が極端に悪いとか、眼精疲労に悩んでいる人も避ける方がいいでしょう。
そして、文章を書く仕事ですので、文章を書くことそのものに抵抗がある人もNGですよね。
文章が下手なのは問題ありませんが、文章を書くことが嫌いという人は、ライターの仕事は無理だと思います。
ちなみに、タイピングが遅いとか、手や腕に多少でも不自由があるとか、そういうことは大きな問題ではありません。
タイピングできないのであれば、音声入力という方法もあります。
ですが、そもそも文章を書くのが嫌いとか、極端に語彙力が不足しているというような場合、たとえライターの仕事を取ったとしても、膨大な時間がかかることになり、時給換算したとき著しく低い金額になります。
デスクワークや文章を書くことが苦にならない人。これは、ライターに向いている人の第一条件だと思います。
ネットで調べものするのが得意
ライターは、文章を書くために主にネットを使って情報収集します。口コミや体験談など、ネット検索しなくても書ける文章もありますが、そういうのは案件も少ないですしあまり稼げません。
本格的にライターとして仕事をしていくためには、ネットで調べ物をすることは必須です。
ライターの仕事、特にクラウドソーシングでとるライターの仕事については、労働時間ベースではなく出来高(成果物の納品数)ベースで賃金が支払われます。
要するに、一つの案件にかける時間が少なければ少ないほど、効率よく稼げるわけです。
文章を作成するためにネット検索は必須ですので、情報収集に時間をかけすぎると生産性が下がってしまいますよね。だから、ネット検索が得意な人やネットでの情報収集が好きな人の方が、ライターに向いています。
私は一つの事柄を調べるのに、ネット検索して出てくるウェブサイトのページ、5ページくらい以上はすべて目を通します。「読む」というよりも、必要な情報を「スキャン」するという感じです。
そしてそれをもとに文章を作成していきます。一つの案件で情報収集する箇所は一つではありません。ネット検索にはコツがあるので、慣れてくればスピードはついてきます。
でも最初から、ネットで調べるが嫌いという方は、ライターの仕事は向いていないでしょう。
修正依頼があってもくよくよしない
もう一つ、ライターの仕事は自分の好きな文章を好きなように書くことではありません。クライアントがいてそのために文章を作成します。
出来上がった文章を納品して即OKとなるケースもあれば、クライアントから修正依頼が来ることもよくあります。
修正依頼というのは、その人の文章力や人格を否定するものではないのですが、クライアントとの一対一の対応をしていると、そこを勘違いしてしまうライターさんも少なくないようです。
あまりに頻繁な修正は困ったものですが、そういう悪質な場合を除いて、修正依頼には柔軟に対応しなくてはいけません。
修正依頼があったからといって、落ち込んだり、雑な対応をするようでは、継続しての依頼は来なくなってしまうでしょう。
つまり、文章が好きだからといってライターの仕事が向いているというわけでもないということです。
せっかくいい文章が書けるのに、修正依頼をしただけで機嫌が悪くなってしまうライターさんもいます。そういう方は遅かれ早かれ、ライターの仕事に嫌気がさしてしまうと思います。
修正依頼は本当によくあることなので、依頼されたからといってくよくよしないこと。ビジネスだと思い、割り切って作業を続ける態度が必要でもあるのです。